【筆者】ウェブデザイン技能士 林
豊橋市出身。2016年に入社し、主にホームページ制作とその保守管理・サポート業務に携わっています。
趣味は推し活(アイドル)と漫画を読むこと。少年ジャンプは本誌派です。
この記事では、ホームページ制作を依頼する際に気を付けたいポイントなどを簡単に紹介しています。
内容 | 目安 |
---|---|
オリジナルデザインの制作を依頼 | 50万~100万程度 |
テンプレートを利用した制作を依頼 | 5万~15万程度 |
CMS(WordPress)を依頼 | +3万~ |
ECサイト(ネットショップ)の制作を依頼 | +30万~ |
独自システムの構築を依頼 | 100万~ |
ホームページ制作の相場を検索してみると、上のようにかなり差があります。これは希望するデザインやボリュームによって料金が変動するためです。
ページ数ひとつ取っても、5ページで構成されたサイトもあれば20ページ以上のサイトもあって、本当にバラバラですよね
それに加え、「制作費無料」「格安」を謳う業者もあって、どこに依頼すればいいのか迷ってしまいますよね。
費用を安く抑えたいという会社様は多いでしょう。
「同じようなサービスなのに、どうして料金に差があるのか?」「なぜ格安でできるのか?」を知っておけば、トラブルを未然に防ぐことができるかもしれません。
主な理由として考えられるのは、以下の通りです。
当てはまるから100%危険!というわけではありませんが、依頼する前にチェックしておくべき項目です。次に、なぜこの3つをチェックすべきなのかをご説明します。
デザインやイメージなどが思っていたのと違う、修正してもらえない
希望していたページや機能がない、伝わっていない
リリースしたい日(ホームページを公開したい日)に納品されない
例えば、打ち合わせの工程が削減されている場合、伝えたいことがうまく伝わらず、こんなトラブルが起こってしまうかもしれません。
ホームページ制作において、打ち合わせはとても大切な工程です。
普段Webデザインやホームページ業務に馴染みのない方であれば特に、「どう希望を伝えればいいの?」「うまく言語化できない…」と悩む部分も多いでしょう。電話やメールだけではうまく伝わらないことも多いので、作りたいホームページの希望を擦り合わせるため、最初にきちんと打ち合わせを行うべきです。打ち合わせを行うことで、より具体的にイメージしやすくなり、プロの目線からフォロー・アドバイスを受けることもできます。
「打ち合わせなしで制作できます」「メールだけでやり取りできます」「時間を取らずに簡単に制作します」などの謳い文句には注意しましょう。
「無料で制作します」と言われたが、話を聞いてみると追加料金が必要だった
最初に言われた金額だけでは運用できず、実際は必要なサービスがオプション料金になっていて、当初の想定を超えた金額になってしまった
CMSのインストール作業までは自分でやってくださいと言われ、できなかったため追加料金を支払った
「格安でホームページ制作します!」という謳い文句。依頼する前に、ちょっと待って!
その金額、独自ドメインやレンタルサーバーなど、ホームページを公開するにあたって必須となる費用は含まれていますか?
ホームページは、データがあるだけでは運用できません。データを公開するための場所(サーバー)が必要になります。つまり、大抵のホームページ運用には欠かせない必要経費ですが、これを初期費用に含んでいない業者も存在します。
「別途レンタルサーバー代が必要になります」「オプション料金がかかります」「WordPressのインストールはお客様にお願いしています」などの文言がないか、料金ページをチェックしてみましょう。ご自身で対応できる場合は問題ありませんが、そうでなければ注意が必要です。
お知らせやブログ記事の更新、画像や文章など既存コンテンツの修正など、公開後の運用も必要です。
依頼した時の費用、納品までの時間、連絡手段などもチェックしておきましょう。
ストレスなく運用していくには、複数の連絡手段を用意してくれる業者を選ぶことをおすすめします。
サポートやアフターケアの明記がない業者を選ぶと、納品後にトラブルが起きても対応してもらえない…といったトラブルに見舞われてしまうかもしれません。
本トピックスでは、格安でのホームページ制作についての注意点をご紹介しました。ホームページ制作時にお役立ていただければ幸いです。
豊橋市出身。2016年に入社し、主にホームページ制作とその保守管理・サポート業務に携わっています。
趣味は推し活(アイドル)と漫画を読むこと。少年ジャンプは本誌派です。
(最終更新日:2024年2月5日)